百年の信頼

百年の信頼がある。
だから、新しいチャレンジが
できる。

百年の歴史の始まり

株式会社 瀬古の創業は、1922年(大正11年)。その百年の歴史は、前身である瀬古商店から始まります。創業者である瀬古 金松は、福井県大野市に生まれ、魚問屋に奉公した後、上京。水産会社(現 日本水産)に勤め、主に船に積まれた魚を問屋に売る仕事をしていました。そして、29歳の時に仲買として日本橋で独立することを決意。売り手よし、買い手よし、世間よし、という「三方よし」の精神で実直に働き、店を軌道に乗せました。

築地の目利き

日本橋魚市場は、その後、築地に移転。高度経済成長期の頃に、築地は全盛期を迎えます。仲卸の数は、現在のおよそ3倍の1600軒。市場全体が活気にあふれ、毎日が真剣勝負の連続でした。そうした中、瀬古はいいものを競り落とす目利きとして評判を高め、さらなる信頼を築いていきます。

未来へのチャレンジ

現在、近代化された豊洲の店に立つのは三代目。買い手であるスーパーや飲食店のニーズに応える商品を、日々、自分の目で選定しています。そして今後は、生活者の嗜好やライフスタイルに合った新しい企画や提案にも力を入れていきたいと考えています。
こうした想いは、買い手や世間のことまで考える「三方よし」から生まれました。百年にわたり受け継がれてきた精神と、それによって育まれてきた市場での信頼のもと、私たちは新しいことに積極的にチャレンジしていきます。未来へ向けて、より多くの人に本当に美味しい魚を届けるために。

1922年(大正11年)
初代 瀬古 金松が日本橋で創業
1923年(大正12年)
関東大震災で日本橋魚市場焼失のため芝浦を経て築地へ
1935年(昭和10年)
東京都中央卸売市場 築地市場 開場
1959年(昭和34年)
有限会社 瀬古商店 設立
1988年(昭和63年)
二代目 瀬古 美憲 代表取締役就任
2016年(平成28年)
株式会社 瀬古に商号変更
2018年(平成30年)
東京都中央卸売市場 豊洲市場 開場
2020年(令和2年)
三代目 瀬古 和幸 代表取締役就任